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第32回定期総会が開かれました

2020.03.11活動報告
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首藤会長

北海道SHS会は1月21日、札幌市内の京王プラザホテルで第32回定期総会を開きました。会場には多数の会員が参加しました。開催に先立ち、首藤一弘会長は「一昨年の北海道胆振東部地震で被災した方々には、寒くて狭い仮設住宅から復興住宅に住むための対策などが求められています。こうした中、丈夫で暖かいSHS住宅を作り続けることが、私たち北海道SHS会の責任でもあります」と挨拶しました。続いて議案審議が行われ、令和元年事業経過報告と収支決算報告、令和2年度事業計画と収支予算案が満場一致で可決されました。

【新工法開発プロジェクトチームを始動】

令和2年度は新工法仕様検討のための現場、技術研修を強化し、新工法仕様検討のプロジェクトチームも立ち上げます。また販売促進面では、一層の知名度向上を目指し、ホームページを最大限利用した販促活動、広告宣伝を行い、新規会員の募集強化も行う予定です。

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有友社長

役員改選では、副会長に石川信弘(株)石川建設社長が昇任し、理事に山田竜平(株)re-ate社長と石井良幸(株)生杉建設社長が新たに選ばれました。この後、SHS工法の断熱材・スタイロフォームを製造・供給するデュポン・スタイロ(株)の有友完社長が「当社は昨年、ダウ化工からデュポン・スタイロと社名を変更しました。これは、親会社のダウ・ケミカルとデュポンが合併し再出発するときに、消費者に近い製品を出しているデュポングループに移行したためです。また、お客様に解決策をご提示できるような新製品は「スタイロ~」と名付け、今後増やしたいと考えています」と挨拶しました。

研修会では、「改正建築物省エネ法について学ぶ」を題にデュポン・スタイロ三原典正製品開発部部長が改正建築物省エネ法について講演しました。2021年4月からスタートする床面積300m2未満の建築物への省エネ性能説明義務や、戸建住宅の省エネ性能評価方法の簡潔化などについて説明しました。基礎断熱の断熱性能評価が変わるかもしれない、という話など、内容は専門でしたが、参加者のまなざしは真剣でメモを取りながら熱心に受講し、会場からは次々と質問が飛び交い、時間があっという間に過ぎた総会でした。

【荻原次晴さんが特別講演】

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荻原次晴氏

最後に特別講義としてスポーツキャスターの荻原次晴さんが「次に晴れればいい」と題して講演しました。荻原次晴さんは、群馬県草津温泉にある建材店がご実家で、子供の頃、倉庫にあるスタイロフォームで遊んだことを思い出しますと語り始め、すっかり会場は次晴さんの話に引き込まれました。

双子の兄の荻原健司さんとともに「キングオブスキー」と言われるスキーノルディック複合種目で世界トップクラスの選手として活躍。長野オリンピックでは兄弟揃って出場を果たしました。兄の健司さんは、オリンピックで金メダルを取ってその名がとどろき渡ったため、次晴さんは健司さんと間違われたり、比較されたことで最初は辛い思いをしたそうですが、自分自身も必死で努力し、オリンピック出場を期に変わられたそうです。今ではスポーツキャスターをはじめ多方面で大活躍中です‼ 「身近なライバルの存在が自分自身の研さんにつながる」と話し、「これは工務店の家づくりも同じではないか」と話しました。北海道SHS会の会員様も大きくうなずきながら拍手喝采で講演会は終了。その後の懇親会も参加し、大人気でした。