Voiceお客様の声

ホーム > お客様の声 > 手島設計事務所 札幌市・Nさん

建てて30年後も快適さ変わらず
冬も裸足で過ごす健康的な家

SHS工法は、30年以上前に開発されました。日本の省エネ住宅の草分け的存在です。
札幌市内にSHS工法初期の住宅が現存していると聞き、さっそく取材にうかがいました。
お客さまは今も満足されているでしょうか・・・

「 あたたかくて維持費のかからない家を提案 」


<写真>
左:N邸外観。庭は建物の裏側にある
右:2階ホール。階段は段数が多く、踏面(ふみづら)寸法もゆとりがあるため、登りやすい

訪問したのは、住宅街にある3階建てのN邸。築28年ですが、ブルーグレーのサイディングがきれいで古く見えません。

施主のNさんは既に勤め先を退職されており、今は奥さまとお母様と3人で悠悠自適の生活を送っています。建物の裏には、庭が広がっています。「庭いじりや工作が好き」というNさんは、時間をかけてご自分で庭を整備し、家庭菜園は高さ2m以上に成長しています。 「子どもや孫もよく遊びに来るので、いっしょに収穫したりして楽しむんですよ」とNさん。充実した暮らしぶりが目に浮かぶようです。


<写真>天井の高さまである作り付けの玄関収納。 靴などたっぷり収納できる

さっそく外階段を上がって家の中にお邪魔させていただきます。N邸は1階は車庫、物置などの非居住スペース、2階と3階が住居となっており、玄関は2階にあります。

Nさんに28年前の建築当時を振り返っていただきました。
「7人家族と大所帯だったので、個室をなるべく確保したいと考えていました。最初は、なんとなくハウスメーカーで建てようと思って何社か相談に行きましたが、思ったより価格が高かったんです。上司が手島設計事務所で家を建てていたことがわかり、参考のためにと見に行ったのがきっかけでした」とNさん。

そこで上司の家のできばえに感心し、SHS工法の暖かさも実感しました。「手島さんはとても親身になって相談に乗ってくれました」と奥さま。「外断熱の提案はもちろん手島さんだけでした。『暖かくなるなら』と信じてお任せしました。実は、見積も一番安かったんです」とNさん。

 

建築当時の姿が今もそのままに


<写真>
左:給気グリルも壁紙も28年間きれいに使われている
右:家庭菜園は、収穫どきのミニトマトなど、何種類もあった。2階の大きな窓は、リビングダイニング

手島設計事務所・手島正博さんは、その頃の住宅の問題点とSHS工法との出会いについて話します。 「当時一般的だった充てん断熱工法は柱と柱の間に断熱材を入れるため、柱や梁など住宅の構造部分には断熱材が入れられずに断熱層が切れてしまい、そこから冷気が侵入して暖房しても十分に暖かくならなかったのです。私の自宅兼事務所は34年前に建てたので、外断熱ではなく充てん断熱工法で建てました。残念ながら暖かい家にはなりませんでした。銀行の建物を外断熱工法で設計したこともあり、外断熱なら断熱材で家をすっぽり覆うので暖かくなるはずと、SHS工法がスタートした頃から取り組み始めました」

1987年7月、できあがった家は木造3階建て(一部コンクリート)、約70坪の堂々たる姿になりました。6LDKと個室の数も十分あり、Nさんの願いが叶いました。

・・・あらためてリビングダイニングを見渡すと、壁紙がきれいなことに気づきました。 「この壁紙は、いつ取り替えられたんでしょうか?」と聞くと、「いえ、これは建てた時のままですよ」とNさん。驚きです。28年前の壁紙がそのままきれいに残っています。聞くと、樹脂サッシ、換気ガラリ、暖房パネル、床など、大半が建築当時のままだそうです。

壁をアップで撮ってみました。凸凹あるデザインですから、ホコリがたまりやすいはずなのですが、アップで見てもきれいです。もし、断熱不良の住宅ならば、冷たい湿気が壁際にたまってカビが生え、壁紙がきれいな状態で28年も持つなどあり得ないことです。28年間快適な状態を保ってきた証拠だと言えます。


<写真>ダイニングからリビングを見る。屋根なりに天井に勾配を設け、開放感を演出


<写真>1階車庫の奥にある作業スペース。Nさんは網戸を自作するなど、腕前はプロも顔負け

冷え性も解消した均一の暖かさ

そこで、暖かさについてNさんに聞いてみました。 「それはもう、他の家と全然違いましたよ」 予想通りの答えです。

「以前は勤務先が用意したCB(コンクリートブロック)造の古い建物に住んでいましたが、カビだらけで冬も寒く、布団に電気あんかを入れて寝ていたぐらいです。今の家に入居してからは羽毛布団にタオルケット1枚だけで寝ています。部屋では冬もTシャツ姿に裸足で過ごしており、すきま風もなく寒いと感じることは全くありません」と、Nさんは大満足の様子。

奥さまも「冷え性に悩まされていたのですが、こちらに来てから治りました」と嬉しそう。 93歳になるお母様も、「他の家は寒いので泊まりたくない」と、泊まりがけで遊びに行かなくなったとか。

暖房は灯油ボイラーを使い、各部屋にパネルヒーターを置いて24時間暖房しています。室温はリビングで22度ぐらいだそうです。しかも、「3階は放熱させると暑いのでサーモバルブを閉じています」とのこと。断熱がきっちり効いてることがわかります。給湯も灯油ボイラー。10年ほど前までは、暖房・給湯とも灯油というのが北海道の主流でした。

気になるのは灯油代ですね。Nさんはタンクに給油するたびに記録を付けているので少し見せていただきました。平成26年の記録は・・・給油量を全部足していくと、1687L。融雪槽の分も入っているので、それを除いた灯油消費量は年間約1600Lです。現在の灯油代だと12万円ぐらいで済む計算です。


<写真>Nさんが記録している灯油タンクの給油内容。46坪の家で給湯と暖房を合わせて年間1600Lというのはなかなか省エネです

これがどのくらい少ないかは、全道平均データと比べるとわかります。 道が平成22~23年にかけて行ったエネルギー消費実態調査では、灯油メインで暖房・給湯している世帯の灯油平均消費量は約2000Lです。これに対しN邸は平均よりも2割も少なく済んでいます。しかも6LDKのN邸は居住部分が約46坪と広く、通常の家よりも灯油消費量が多くなるため、この数字はかなり優秀です。

手島さんも「この家は、たぶん現行の省エネ基準もクリアできると思います。28年前でもLow-Eペアガラス入りの樹脂サッシを使い、スタイロフォーム100mmの外断熱ですから」と胸を張ります。

Nさんは、「私の職場では、それから何人も手島さんに家を建ててもらいました」と言います。暖かさ、維持費の安さ、建築コストのリーズナブルさから、同じ部署の同僚、部下に紹介、また紹介とリレーのように続いていったそうです。

N邸は、建てて30年近く経っても最新の住宅と同レベルの性能があることがわかりました。しかも断熱改修は一度もしていません。30年間も大きなリフォームをせずに一線級の性能を保ってきたSHS工法の先進性には驚かされます。これから家を建てるときも「30年、40年経っても暖かく素敵な家」にしたいものですね。

株式会社 手島設計事務所

会社名
株式会社 手島設計事務所
住所
〒 005-0832
札幌市南区北ノ沢1丁目5-26
電話番号
011-572-0155
FAX番号
営業時間
9:30~18:00  (定休日:土日祝祭日)
E-mail
お問い合わせはこちら
ホームページ
http://www.tejima-arc.co.jp/
施工エリア
札幌市及び周辺地域