ネオス建築 株式会社
大工出身社長が建て主の思いを叶える家づくり
江別市にあるネオス建築株式会社。大工さん出身の佐藤佑樹社長が新築住宅、リフォーム、店舗設計施工、家具などを手掛ける住宅会社です。佐藤社長にインタビューしました。
ネオス建築株式会社は、2025年現在で、社員大工3名、専属大工8名、設計・管理が4名(2級建築士2名)、事務2名、営業1名が働いています。
佐藤さんは、昭和58年江別市生まれで、中学生の頃、知り合いの大工さんに憧れて高校卒業後に、地場大手住宅会社の社員大工として働き始めました。この会社では大工工事とはいってもパネル組み立ての流れ作業的な施工方法を採用していたため、新たな技術を習得しようと3年で退職、札幌の工務店の専属大工となり、ここで大工仕事を学びました。
佐藤さんが住宅会社の専属大工をしていたころに感じたのは、
1 一人前の大工になるためには、全ての納まりを覚えるというよりも、ある程度の基礎を身体で覚え、考え方も理解できれば、どのような工事を求められても応用で対応できるようになる。
2 専属大工として、住宅会社や建て主さまとコミュニケーションを大切にしていると、両方の思いや事情を感じられるようになる
という点でした。特に2については、住宅会社を起業するときに大いに役立ちました。
工務店の専属大工をしていた頃、その工務店の大工仕事が長い期間無かった時期がありました。当時、次の仕事が来るまでずっと待っていた佐藤氏は「待っているだけではダメだ。自ら仕事を取りに行こう」と考え2009年に江別市で住宅会社を立ち上げました。
社交的な性格もあって、過去にお世話になった人に連絡などをしていると、リフォームの仕事などがいただけるようになり、初年度から、一緒に仕事をしたことのある技術や人柄に優れた大工仲間3名が入社、さらに見積や総務、経理などの経験者も採用し、比較的大きな規模で起業がスタートできました。社名はネオス。新しいという意味のneoに、常に新しいことに挑戦していきたいという思いを込めました。
2025年で創業16年を迎えるネオスは、住宅の新築、リノベーション、店舗の新築、リフォーム工事、家具の製造販売なども行うほか、住宅のリフォーム部門は「ココリフォーム」も立ち上げました。
自社受注だけでなく、地場工務店やハウスメーカーの大工工事を請け負うことも多く、年間3億円前後の売上に成長しました。
札幌の住宅会社が外張断熱のSHS工法を採用していたことで、その会社の下請け工事として10年以上SHS工法の施工経験もあり、住宅の断熱気密性能に関する知識、技術も強化されました。
佐藤さんは、近年は住宅性能もデザイン性も多くの住宅会社が一定レベルを超える時代になり、お客さまもSNSで情報収集し、好みのデザインなどを見つけられるようになったと言います。
そして、その上で重要なのは「家や店舗を建てる際に、重要なのは『誰と家づくりをしたいか』ではないでしょうか?私は、大工時代に建て主さまとたくさんコミュニケーションをしていたことで、お客様の本音、要望の本質に気づけるようになり、また、大工出身なのでそれを形にできる方法がわかります。お客様に、お引き渡しの際に『佐藤さんと打合せしていた日々が楽しかった』と言っていただけることが多い、というのが特徴かなと思います」と話してくれました。
- 会社名
- ネオス建築 株式会社
- 代表
- 佐藤 祐樹
- 従業員数
- 11名
- 住所
- 〒 067-0015
北海道江別市5条4丁目8-3
- 電話番号
- 011-378-9143
- FAX番号
- 011-381-1199
- 営業時間
- お問い合わせはこちら
- ホームページ
- https://neoss.biz/
- 施工エリア
- 江別市、札幌市近郊