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真冬に月10万円の灯油代がSHSで建て替えて2万円台に!

Mさんは奥さまとの結婚を機に、築40年の実家で2世帯暮らしを始めました。
しかし、悩みは冬の寒さと灯油代の高さでした。
その悩みをどう解決したのか、インタビューしました。

決め手は「農家のことをよくわかっている」プラン

向かって左側の2階建て部分が子世帯、右側の平屋部分が親世帯、

Mさんのご実家は、十勝・士幌町でジャガイモや小麦など畑作を営む農家です。建て替え前の灯油代を聞いてみました。

「月10万円かかったこともありました。断熱もほとんど効いてなかったんでしょう」と振り返ります。とにかく、いくらストーブを焚いても暖かいのはストーブの回りだけで、北向きの部屋は「極寒」というほど寒さに悩んでいたとか。

取材当日は雪が降っていましたが、部屋は暖かでした

建て替えを考え始めた頃、父親は「地元の工務店で建てたい」と言いましたが、Mさんは「とにかく暖かい家を建てたいので、いい会社を探したい」と意見がなかなか合いませんでした。しかし、いくつかの住宅会社を回っていくと、農家の家を手がけた経験があまりない会社もあり、たとえば「裏に勝手口を作ってほしいというと、『どうして必要なんですか?』とわざわざ聞いてくるハウスメーカーもありました」とMさんは困っていました。

そんなとき、何気なく読んでいた農業雑誌「ニューカントリー」の人気連載『マイホーム拝見』に、帯広・土田工務店さんで2世帯住宅を建てた農家のインタビュー記事が載っており、ひと目で気に入りました。

Mさん宅の勝手口部分。室内のドアは、親世帯への入口

たとえば裏勝手口から一直線の廊下を通ってお風呂やトイレに至る動線など、農家の気持ちや暮らしのニーズをよく分かっていると感じ、シンプルですっきりとしたデザインも気に入りました。

最初は意見が合わなかった父親も、この雑誌の記事を読んで「ここならいい家を建ててくれそうだ」と納得。

そこでMさんは土田工務店に電話して直接帯広の事務所を訪問しました。

暖かさに関しては、土田専務がSHS工法の仕組みを基本から説明し、高性能断熱材「スタイロフォーム」にすっぽり覆われる構造のメリットを知ったことと、建てている途中で友人の家がSHS工法で建てていたことを知り、「あの家は遊びに行って快適だったから、自分の家も大丈夫だ」と思ったそうです。

 

建て替えで本格的2世帯住宅に

Mさん宅の広々としたLDK部分

 

建てることを決めると、あとはトントン拍子に事が進んだとか。
「去年1月に土田工務店さんの事務所に行き、3月に契約して10月には完成しました」
注文住宅は、プランの打ち合わせに何ヶ月も、時には年単位でかかることもありますが、こんなに早く進んだのはなぜでしょうか。

「実は、雑誌に載っていた土田さんのプランを真似たんです。アレンジする必要がないくらい完成度の高いプランだったので」とMさん。

勝手口を角度を変えて見たところ。洗面台、冷蔵庫、洗濯機が見える

玄関は、子世帯、親世帯と独立してありますが、農作業から戻った時に使う裏の勝手口は共用です。勝手口は4畳ほどの広さで、洗面台、洗濯機、冷蔵庫などがあり、汗やホコリまみれになって帰ってきても、そこで手を洗ったり、作業着を洗濯機に入れたり、冷たい飲み物でホッとしたり、至れり尽くせりの使い勝手です。さらに、お風呂にも廊下を通ってすぐにアクセスできます。また、親世帯と子世帯とは、この廊下にあるドアで行き来できるようになっています。

2階のお子さんの部屋

子世帯の方は、子ども部屋や寝室を2階に作りました。実家の広さはもともと50坪ほどありましたが、2世帯がゆったり暮らせる広さにしたいと、建て替えで70坪とさらに広くなりました。

窓際の天井部分から物干がスルスルと下りてくる

2階の階段ホールはファミリースペースとして7.5畳の広さを確保しています。家族共有の書棚が置いてあり、自分の好きな本を取ってきて読んだり、洗濯干し場としても使っています。室内物干は、ナスタのAirBar(エアバー)という製品を採用。使わない時も邪魔にならないしゃれたデザインです。

 

部屋じゅうどこも暖かくて暖房費が1/4に

「暖房費が格安になった」と笑顔で語るMさん

ひと冬を過ごしたMさんですが、冬の暖かさや暖房費はどうだったのでしょうか?
「一番満足しているのが部屋の暖かさです。今まではストーブの回りしか暖かくなく、個室はほんとに寒かった。それでどうしてもストーブを強めに焚いてしまうので灯油代がかかっていました」とMさん。

セントラルヒーティングでトイレも暖か

「今回、土田工務店さんで建てた家は、セントラルヒーティングの採用で部屋じゅうどこも暖かく、トイレにいても快適です」と言います。

「驚いたのが灯油代です。前の家は、月に10万円かかったことがあって、ガソリンスタンドに勤めている親類に『どうしてそんなにかかるの?』と笑われたことがありました。今の家はせいぜい月3万円ぐらい・・・」とMさんは言いかけてから、灯油代の領収書を探しに行きました。

すぐにMさんは戻ってきて、
「あっ、一番かかった月でも26000円でした」と嬉しそうに報告してくれました。
家が70坪と通常の2軒分の広さに大きくなり、暖かくなって、それで暖房代が激減したのですから、こんなにありがたいことはないですね。

 

大工さんともコミュニケーションが弾む

2階の事務所兼書斎もモダンで機能的なデザインに

Mさんは、家づくりを振り返って、大工さんと話したひとときも印象に残っています。
「大工さんがとても気さくな方で、休憩時間の時にコーヒー飲みながらいろんな話をしました。おまけに、棟梁が遠い親戚だとわかったので、よけいに親しみが湧きました」とMさん。

完成が近づいてから、「コルクボードを取り付けたいので、下地に木材をいれてほしい」と頼んだときも、休みの日にわざわざ取りつけに来てくれたとか。

造作したキッチンカウンター下の収納が便利

「主な大工工事が終わると大工さんは来なくなり、あとは設備屋さんなど別の職種の方が来るようになったのですが、大工さんとゆっくり話ができなくなったのが寂しくて」と思うほどに。

短くも楽しい家づくりと、完成してからの暖かな暮らし。Mさんは土田工務店で家を建てて心の底から良かったと思っています。

和室は、生まれたばかりのお子さまの遊び場に

株式会社 土田工務店

北海道帯広市西18条南37-2-11

生涯住める家造り。十勝には平屋が似合う

ブロック造の時代から外断熱に取り組む   土田隆司社長は、父親の土田徳蔵さんのあとを継いで2018年に社長になりました。 土田社長によると、徳蔵さんが「ブロック造の公営住宅が寒い」という問題を解決するため、外断熱工法で建てたのがスタイロフォームとの出会い。これはSHS工法ができあがるよりもさらに前、今から50年ほど前のことだそ……

施工事例