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自然な木の香りに包まれる、小樽にJターンしたご家族の家

Cさんご夫妻は、”Jターン”で東京から札幌に戻り、小樽市内の小高い丘にすてきなお家を建てました。北海道に戻ったのは、東日本大震災がきっかけ。子どもを安全で環境の良い場所で育てたいと考え、札幌の会社に転職。そして丸三ホクシン建設と出会い、札幌のお隣、環境の良い小樽で家を建てたのです。

さっそく外観をチェックします。外壁は、ダークグレーのガルバリウム鋼板と道南杉の板張り仕上げを組み合わせました。丸三ホクシン建設の家は、ナチュラルな風合いのデザインが多いのですが、Cさんの希望でシャープさを感じさせる外観デザインにしました。

外壁全体を道南杉の板張りにするのもすてきですが、年月が経ったときにCさんが自分で板張り部分を再塗装するなどのメンテナンスがしやすいように、足場を組まなくてもできる1階の一部分だけを板張りにしました。

心地良い、木の自然な香り

 

木製の断熱玄関ドアを開けると、正面の格子戸とディスプレイカウンターの胴縁張の壁。入ってすぐに「自然な木の香り」に包まれて心地良い気分になります。

「ホクシンさんのオープンハウスを見に行った時、まずこの木の香りがいいなと思ったんです」という奥様。疲れて帰ってきた日も、この玄関に辿り付いただけで気持ちが安らぐそうです。

 

リビング一体の土間空間

玄関から、奥の壁際に設置されたペレットストーブまで土間床が一直線に続きます。土間は、モルタルに炭を加え職人の手作業で仕上げました。自然素材中心のナチュラルな室内に、シックな色合いが加わり、落ち着いた空間になりました。

夫妻の要望でプランに加わった土間の空間は、大きな窓からの暖かな陽射しを蓄熱する働きもあり、本を読んだり、ペレットストーブの炎を眺めて寛ぐには、暖かくてぴったりな場所。お2人のお気に入りです。

 

家族が集うリビングダイニング


2人の娘さんたちはいつもリビングでお母さんと話したり、勉強したり・・・長い時間を過ごしています。
1階は脱衣・浴室・収納空間のほかは、個室を設けずリビングダイニングを最大限確保できる間取りにしました。そして大きなリビングダイニングにはアイランドキッチンも似合います。

「間取りはやっぱりこだわりましたね。仕切りをあまり作らずに、子どもたちが宿題したり、遊んでいる様子をキッチンから見渡せるようにしてもらいました。子どもたちは友だちと鬼ごっこをするほど楽しんでいます」と奥さま。

キッチンは施主の友人でもある木工作家、内田悠さんの作品。ナチュラルな木製のキッチンが、リビングの白い塗り壁や構造材ともよく馴染んでいます。

 

『シューズクローク』にはキャンプ用品が

リビングにいると、ご夫婦の好きな絵や雑貨で統一され、家全体の印象がすっきりしていることに気付きます。それには訳がありました。例えば、玄関の正面には木の格子戸があり、そこを開けると、シューズクロークがありました。

そこには靴のほかに、キャンプ好きなご家族なので、シュラフやランタンなどさまざまなキャンプ用品が玄関そばに収納できるようにプランされています。こだわりのキャンプ用小物は、いつでも眺められるよう壁掛け収納にしています。こうした工夫で家の中が整理整頓できているのです。

東日本大震災をきっかけに移住

以前は東京で暮らしていたご夫妻。「長女が7カ月くらいの時に東日本大震災が発生。放射能の影響なども含め、子育て環境について夫婦で話し合う中で、二人とも北海道出身なので地元に戻って子育てしようかと考えました」と奥様。

ご主人は札幌の会社に転職し、家族でアパートも借りて新生活を開始しました。長女が小学校に入学する日が近づくにつれて、マイホームへの漠然とした興味が湧いてきたといいます。

ご主人「ハウスメーカーや工務店など、各社のオープンハウス巡りが趣味のようでした(笑)」
奥さま「子どもが転校しなくて済むように、小学校入学式までに間に合わせたいという思いも出てきて、住まいづくりへの検討が早まりました」

土地探しは利便性や環境を重視

土地探しにはいくつかのこだわりがありました。
まず公共交通機関を利用した通勤がしやすく、同時に自然を身近に感じられる環境であること。そして当初は札幌市内を念頭に置いていました。

でも利便性と自然環境が両立する土地で予算に合う土地はなかなか見つからず・・・。そこで北広島市や小樽市なども候補に加え、ドライブがてら土地探しをしていて見つけたのが小樽市の朝里エリアにあった「売地」の看板でした。

JR駅が近く、近所に自然もある。子どもたちが同年代のお友達を近所で作りやすい、子育て世代が多いニュータウンである。おまけに小樽の海も一望できる土地でした。

丸三ホクシン建設との出会い

土地を見つけた後は住宅会社選びでした。
ご主人「丸三ホクシン建設さんを知ったきっかけは、建てた人の体験談をインターネットで見たことでした。家づくりのプロセスやデザインなど、いろんなことが事前にわかりました。インターネットで出会わなかったら、札幌圏の住宅会社のなかから、丸三ホクシン建設を選ぶことはなかったかもしれません」

奥さま 「ホクシンさんに連絡して、オープンハウスは3軒くらい見学に行きました。どの物件も木の香りと素材感、家自体のセンスも良くて。そしてホクシンさんの社長はじめ皆さんの人柄にも惹かれました」

奥さま「大手ハウスメーカーの展示場などで営業さんに質問したこともありましたが、詳しくないのか疑問が解消しないことが多々ありました。ところがホクシンさんは、どんな質問を投げかけても丁寧に、しっかり、詳しい説明をしてくれました」

ご主人「ホクシン建設の大工さんが作る、造作の建具や収納、テーブルなどの質感などが夫婦ともに好きだったんです。実際に暮らしてみると無垢フローリングの感触など、住み心地の良さを感じます。ひとつひとつホクシンさんと丁寧な家づくりができて良かったと思います」


子ども部屋の学習机や収納などにも大工さん手作りの家具がいくつもあります。


2階の寝室もあえて仕切りを作らない間取りに。ベッド奥の壁は、ご家族でいっしょに塗って仕上げました。近づいて見ると、職人さんが塗った他の壁との違いがわかりますが、それも楽しい思い出です。

大満足の住み心地

設計・プランニングはC夫妻とひとつひとつ打ち合わせを重ねました。工事中の現場に見学に訪れたC夫妻と大工さんも加わり、収納や仕上げ材の打ち合わせを行うこともありました。

住宅性能に関しては、断熱工法は、梁、柱などの木造住宅の主要構造部を板状の断熱材「スタイロフォーム」ですっぽり覆う外張断熱のSHS工法で施工。断熱仕様は、外壁がスタイロフォーム100ミリ、屋根は160ミリ、窓はトリプルサッシを採用し、断熱性能を現すUA値は0.34Wと国が求める省エネ基準の0.46Wよりも約3割も高性能。さらに国が推進する、家を50年、100年と長く使いづけるための「長期優良住宅」認定も取得。適切なメンテナンスをすれば、子どもの代になっても安心して住み続けることができます。

家の完成は小学校の入学式に無事間に合いました。今では近所のお友達もいっぱいできて、お気に入りの子ども部屋で一緒に遊んだり、楽しく過ごしています。

住宅完成引き渡し後に、残ったミッションは、ご夫妻が手作りでやろうと考えていた庭のレンガ敷きでした。

ご主人は「自分たちでやるつもりでしたが、実際はレンガを敷く上手なやり方がわからず途方に暮れていたんです。するとホクシンのスタッフさんが急遽駆けつけてくれて、暑いなか手伝ってくれました。完成後もこの家を見守ってくれる頼れる工務店だと思います」と話してくれました。

株式会社 丸三ホクシン建設

石狩市花川南4条2丁目101

大工の地位向上と後進育成に励む 昭和49年創業、石狩市の工務店「株式会社丸三ホクシン建設」は、15人の大工を擁する技能者集団です。「手づくりの家をお客様に」をモットーに、設計スタッフと大工をはじめとする職人さんがオーナーの夢を反映した良い家づくり、職人として誇りある仕事を続けています。 近年、効率化や省力化、コストダウンを目的に、住宅建築の多くが工場……

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