SHSの家が15%増。北海道SHS会30周年を迎え新会長に首藤氏
2018.03.06活動報告今年、設立30周年を迎える北海道SHS会は1月18日、札幌市内の京王プラザホテル札幌で第30回定期総会を開き、全道から多数の会員が参加しました。
はじめに妻沼澄夫会長(拓友建設(株)社長)が「今年当会は発足30周年を迎えました。これまでの取り組みを振り返りながら、さらに丈夫で暖かく、お財布に優しいSHS住宅を目指していきたい」とあいさつし、総会がスタートしました。
次に、平成29年度事業経過報告と収支決算報告が行われました。平成29年度は会員が建てたSHSの家が前年比15%増と大幅に増えたことが報告されました。次に、平成30年度事業計画案と予算案を審議し、承認されました。事業計画では、外断熱工法のパイオニアとして進化していくため、ZEHモデル仕様の技術サポートを行います。また、販促面ではこのホームページを最大限活用し、更新頻度を高め、お客さま事例の追加など、コンテンツを充実させて、SHSの家の魅力発信を積極的に行う予定です。
続いて、役員改選が行われました。平成15年より15年にわたって会長を務めてきた妻沼澄夫さんが勇退。その豊富な経験を活かして新たに本会顧問に就任し、会にアドバイスを送る立場となります。また、長年の会への貢献に対して特別表彰も行われました。
新会長には、(株)丸三ホクシン建設社長の首藤一弘さんが就任しました。首藤さんは、「高断熱高気密住宅が普及したはずの現代でも、お客様は『この家で暖かくなりますか?』と聞かれることが多々ある。今後は北海道SHS会発足当時の初心に立ち返り、断熱の重要性と魅力を訴えていきたい」とあいさつしました。
定期総会の後、ダウ化工㈱技術・開発本部製品技術部の三原典正部長が新製品などを紹介しました。新製品「スタイロフォームHP」は、熱伝導率が0.020Wと従来の押出発泡ポリスチレン3種bA相当品の0.028Wに比べて約3割性能が向上。今春の発売を予定しています。さらに、防菌・抗カビタイプをスタイロフォーム全製品にラインナップすると発表。SHS会会員は、今後こうした新製品も利用し、より良い家づくりに取り組んでいきます。
最後に、STVラジオのパーソナリティーなどを務める、フリーアナウンサー・堺なおこさんが「人を動かす、人の話」と題し、経営者と社員のコミュニケーションをよくするためのポイントを講演しました。パナソニック(株)創業者の松下幸之助氏の逸話を紹介しながら、いかに「聞き上手」になることが大切かを話しました。
なお、新年の抱負として首藤会長など有志が色紙に今年の目標を発表しました。ホームページにも専用コーナーを設けましたので、ご覧下さい。