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2年5ヵ月ぶりに北海道SHS会総会を開催 ~ お客さま向けパンフをリニューアル

2022.07.01活動報告 お知らせ

北海道SHS会は6月23日、第34回北海道SHS会総会を開催しました。実に2年5ヵ月ぶりの開催です。

みなさまもご存じのとおり、2020年2月からはコロナ渦であらゆるイベント、会合などが中止に追い込まれました。2021年の総会は中止し、議決事項はオンラインで決定しました。今年も毎年総会が開かれる1月の段階では開催できませんでしたが、「中止ではなく延期」として開催できる時を待っていました。

その後感染者が徐々に減り、また行政が要請していた行動制限が徐々に緩められても感染者の数が減ってきたため開催可能と判断。ようやく全道の会員のみなさまが集まることができました。

今回の総会では、壇上に立つ人はマスクを外して話しておりますが、参加者との間に巨大なアクリル製の透明スクリーンを立てて飛沫拡散を防止するなど、感染対策には万全を期しました。

首藤一弘会長

さて総会では、首藤一弘会長((株)丸三ホクシン建設社長)が冒頭であいさつに建ちました。首藤会長は、「北海道SHS会のホームページの充実が進んでおり、一般ユーザー様から『SHS工法の住宅で』とご指名をいただくことも増えてきた。今日は省エネ基準の義務化に対応するため、この後勉強会を行う。着々と準備を進め、時代に乗り遅れないよう共に進んでいきたい」と話しました。

続いて、令和3年度の事業経過報告と収支決算報告、令和4年度の事業計画案と収支予算案が審議され、満場一致で可決されました。

今年度の事業計画では、1.現場研修会の再開、2.断熱等級6、7に対応する設計・施工マニュアルの整備、3.ホームページのさらなる充実、4.お施主様向けパンフレットのリニューアル、5.外部研修への積極的参加-などを予定しています。

 

3年前(2019年)の現場見学研修会

現場研修会は、この会の特色の1つです。会員工務店がお互い現場を見せ合って意見を出し合うことで、ノウハウの伝承や技術力の向上を目指しています。

今年10月からスタートが予定されている断熱等級6、7への対応では、断熱材の厚みなど、仕様例を準備し、施工のおさまりなどを検証し、会員誰もが今まで以上の高性能住宅を建てられる環境を作ります。

お施主様向けパンフレットのリニューアルでは、新しい断熱等級6,7にも対応し、カーボンニュートラル実現を目指す国の方針に沿った新しい内容のパンフレットを制作する予定です。

藤井社長の代理として太田雅晴常務があいさつ

 

土田浩貴氏

この後役員改選が行われ、新たな理事として、久末弘信建設(株)の藤井將博社長、(有)創成建業の土田浩貴社長が就任しました。

 

荒田淳一氏

 

沢田泉氏

続いて、デュポン・スタイロ(株)の荒田淳一氏と富士化学工業(株)の沢田泉社長があいさつに立ちました。

 

森本恵一氏

休憩をはさんで会員研修が行われ、デュポン・スタイロ技術・開発本部製品技術部の森本恵一氏が「省エネ基準の適合義務化と見直しについて」「省エネ計算方法について」を講演しました。省エネ基準適合が義務化となった背景や国の政策の方向性について話しました。また、省エネ計算方法については、3通りの計算方法があり、自社でも計算できることなどを示しました。久しぶりのリアル会場での研修会となり、参加されたみなさんは皆真剣に話しに聞き入っていました。

 

今年度は研修会をさらに予定しています。

よりよい家づくりに向けて、さらに研さんしていきたいと思います。