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急速に変わる省エネ住宅~ZEH+EVがこれから標準に?

2022.04.25

5月12日予約開始予定のトヨタの最新EV

3月のブログでカーボンニュートラルを戸建住宅で実現するためには、ゼロエネルギー住宅=ZEHを普及させることが不可欠と書きました。一方で、太陽光発電の売電単価が大幅に安くなり、一般的な住宅との建築費差額を売電によって回収することが難しくなりました。

そこで考えられているのが、電気自動車(EV)とZEHをセットで普及させるというもの。この両者は実はとても相性が良いのです。今年6月にも発売されると噂される実質200万円以下の軽EVとZEHなら、セカンドカーを燃料費ゼロ円で使うことが可能になり、家庭の電気代もゼロ円が可能なのです!

今回は、そんな夢のある話を書きます。

 

先月のブログに載せたZEHのイメージイラストをもう一度掲載します。

太陽光発電パネルが屋根に載っているほか、車にホースのようなものがつながっていますね。ホースの先には、ガソリンスタンドの給油機のようなものが。これは、V2H(Vehicle To Home)と言うものです。

 

V2HとEVの関係(日産リーフのホームページから)

V2Hは、電力会社からの電気でEVに充電する機能、太陽光発電パネルからEVに充電する機能、そしてEVから住宅内に電力を供給する機能の3通りの機能があります。たとえば日中車を使わないときは、太陽光発電でバッテリーを満充電することも可能です。燃費ゼロ円で車を走らせるわけです。そして、停電時や災害時には、EVの蓄電池を電源にして家庭内の電気機器を動かすことができます。

日産リーフのホームページから

このEVが家庭用蓄電池の代わりになるというのがポイントです。EVに搭載されている蓄電池の容量は、20~70kWh。軽EVでも20kWhあるので、家庭用の電力ほぼ2日分に相当する電力を蓄えられます。日産リーフの大容量電池タイプだと60kWhありますので、5~6日分は蓄えられます。4年前に北海道を襲った大地震の後、長い時間停電したことをみなさん覚えてらっしゃると思います。大容量の蓄電池を積むEVは、災害時に安心も提供できます。

 

軽EVを実質200万円以下で発売!?

トヨタが5月から発売するEV「bZ4X」

このEVですが、日本の主要自動車メーカーもEV開発を加速させています。トヨタは、昨年12月に30種類ものEVを2030年までに発売し、世界で350万台以上を販売すると発表。その皮切りに5月から「bZ4X」というEVを発売します。補助金を活用すれば、「ハリアー」のような同クラスのハイブリッド自動車と大差ない価格で購入できます。

 

日産「リーフ」

日産は以前からEV「リーフ」を発売していますが、この夏から約10~20万円値下げすることを発表しました。国のEV購入補助金を含めると実質293万円からと300万円を切ります。10kWhの家庭用蓄電池が100万円以上もすることを考えると、日産リーフは蓄電池部分だけでも格安です。そして高級EV「アリア」も発売しました。

 

3年前に発表した日産の軽EVコンセプト

さらに、6月には軽EVを発売すると言われています。国の補助金を含めると実質200万円以下から買えるという噂です。

https://global.nissannews.com/ja-JP/releases/release-e502610b72cdc20c7a5ee237580dac03-210827-01-j

ホンダも、2年後の2024年度に軽自動車規格のEVを200万円以下で発売すると発表。当初は商用のバンタイプからスタートしますが、随時個人向け軽EVも発売するようです。

 

軽EVはセカンドカーに最適

北海道では、夫婦共働きで車も2台持ちという世帯が多いと思います。1台はミニバンやSUVで、もう1台は軽自動車やコンパクトカーなど、女性も運転しやすい小型自動車が多いかもしれません。

200万円以下の軽EVが発売されるようになれば、もう1台の車を軽EVにして、お買い物や子どもの送り迎えなどに使い、昼間は自宅の太陽光発電で充電しておくことで、いざというときの安心にもつながります。航続距離は200km以下と予想されていますが、セカンドカーなら問題にはならないでしょう。蓄電池は20kWhとさほど大容量ではない分、6~7kWhの太陽光発電パネル付きのZEHなら、快晴の日に1日で満充電できます。子どもの送り迎えや買い物、パートなどに利用する分には走行距離は1日40~50km以下でしょうから、充電もそんなに時間がかからないはずです。

200万円で大容量蓄電池付き、燃費ゼロ円が可能な夢の軽自動車…これだったら欲しいと思いませんか?仮に太陽光発電を使わず全て深夜電力で充電したとしても、年間12000km走行で充電にかかる電気代は年間2万円ぐらい。ガソリン軽自動車だと、1L=160円としてガソリン代は10万円ぐらいかかりますから、ランニングコストが大幅に安くなります。

北海道SHS会会員が建てる高性能住宅をZEH化するにはだいたい200~300万円ほど追加費用がかかります。補助金をうまく使えば200万円以下で済むかもしれません。V2Hと軽EV購入は、補助金を使っても200万円ほどかかりそうです。

合わせて400万円ぐらいの追加費用で、電気代や燃料費がほとんどかからないZEHとセカンドカーが手に入るとしたらお得だと思いませんか?

そんな夢のような話が、あと数ヶ月で実現するかもしれません。メーカーの正式な発表が待ち遠しいですね。

シロアリより黒アリが困る!?

2021.07.12

害はないのに嫌われる黒アリ

なぜか嫌われ者の黒アリ

北海道にシロアリがいる話は以前に書きましたが、北海道で頭を悩ませるアリは、シロアリよりもトビイロケアリと呼ばれる、どこにでもいる黒アリが多いです。だいたい6月から8月にかけて行動が活発になり、室内に侵入してくることも多くなります。

室内に出てくる黒アリの退治は、そう難しくなく、ホームセンターや薬局などで販売されている家庭用殺虫剤を使えばOK。巣ごと駆除するなら、アリの巣専用の殺虫剤もあります。基礎断熱材に巣を作る例もありますが、専門家によれば、断熱性能が低下するまでの被害には至らないそうです。

ただ、問題は住宅に対する被害ではありません。黒アリは、人に対する害も特にありません。ただ、住まい手にしてみれば、どこから何匹くらい室内に入ってきているのか、かまれたりはしないか、食べ物にたかったりしないかなど、小さな虫=黒アリに対する嫌悪感から大きな不安につながりかねません。

特に問題なのは、新築したばかりの高気密を売りにする高性能住宅。気密性が高い住宅なのに黒アリが入ってくることに納得できないユーザーがいます。「ホントに高気密なの?」と思う人もいます。

高気密住宅でもドアの開閉などをきっかけに室内に侵入する場合があります。高気密住宅と言えども隙間はゼロというわけではなく、小さいアリや虫が侵入する可能性はあります。

 

駆除方法は難しくない

解決策としては、殺虫剤による駆除や、侵入する原因・経路の特定などに加え、1.床下空間などにアリが侵入していないか、定期的に点検を実施してもらう 2.専門業者による駆除―などの対応を住宅会社に求めるのも手です。

黒アリが侵入しやすい経路

札幌や旭川などで施工している基礎工事業者の話では、黒アリの侵入経路として、1.布基礎と防湿コンクリート(捨てコン)との取り合い部分 2.基礎天端と土台の間―の2箇所が多いと言います。建物に対策を施すとしたら、まずこれらの部分を密閉することが必要になるそうです。

黒アリの侵入経路をコーキング(コンクリートの隅の白くはみ出たもの)で塞いだ住宅

布基礎と防湿コンクリートとの取り合いについては、コーキングで密閉する方法があります。黒アリ以外にも、わらじ虫など不快害虫全般の侵入防止を考えて対策した工務店があり、対策後は虫の侵入が少なくなっているそうです。

最初から対策を行っておけば、万が一、どこからか虫が侵入した時にも、「ここまで対策して出てくるのであれば」とユーザーも納得できますね。

黒アリやワラジムシなど不快害虫の侵入対策は、基礎工事業者や害虫駆除業者にも意見を聞きながら、侵入する可能性がある箇所を1つ1つ潰していくしかないようです。

対策に悩んだ際には専門家に相談することがおすすめ。(株)青山プリザーブ:問い合わせTEL 011-882-1722(札幌市清田区平岡3条3丁目1-5)。

テレワークがはかどるアイテムのご紹介

2021.05.31

昨年からテレワーク(在宅勤務)をやり始めた人、意外と多いんじゃないでしょうか。ふだんとは違う環境で仕事をするとなると、緊張したり逆に気が緩んだり。

在宅勤務やテレワークで仕事の能率を上げるには、「リラックスして快適に働ける」ことが大事もしれません。

会社にいるときは、気軽に音楽を聴いたりおいしいコーヒーを飲むことができないことがプチストレスになっていました。自宅なら音楽を聴きながら、お気に入りのコーヒーを飲みながら、仕事ができます。しかし、大切なのはあくまでも仕事に集中すること。

ストレスなく仕事に集中できる、テレワークを快適にするちょっと贅沢なアイテムを紹介したいと思います。

 

○椅子

建築家の宮脇檀(みやわきまゆみ)さんは、「父親はいい椅子に座れ、子どもには座らせるな」と著書で語っていたそうです。

父親専用書斎があれば便利ですが、多くの家ではそんな場所はないと思います。部屋の一角に快適なテレワークスペースを作るのに一番大事なのは、いい椅子を選ぶこと。長時間座っても疲れない椅子が一番いいのです。

でも、これが難しい。家具屋さんでいろんな椅子に座ったことがありますが、なかなかピンとくる椅子には出会えませんでした。

数年前、ソファを買いに行った時のこと。家具屋さんから「実は同じデザイナーのダイニングチェアも座り心地がとてもいいんです。これでずっとくつろげるという人もいますよ」と言われて座ってみたのが、カイ・クリスチャンセンがデザインした「No.42」。その優美なデザインと座り心地が気に入ってしまい、ソファを買うのを止めて椅子をオーダーしてしまいました。

画像は、「https://www.connect-d.com/s/try_sitting/no42/index.html」からお借りしました

60年以上前にデンマークでデザインされたこの椅子。驚くのはデザインよりも座り心地です。事務所の椅子は2時間も座ると太ももの付け根やお尻が痛くなるのですが、この椅子は全然痛くなりません。また、背中がまっすぐ伸びる姿勢に自然となるので腰も痛くなりません。ストレスフリーな椅子です。

コチラの画像も「https://www.connect-d.com/s/try_sitting/no42/index.html」からお借りしました

この椅子は、張地がオーダーできるだけでなく、座面の高さも調節できます。もともと欧米人向けにデザインされているので座面高は46cmありますが、平均身長よりやや低めの私は43.5cmにカットしてもらいました。だから、太ももの角度がちょうど良くて疲れません。クッションの硬さもちょうど良い感じ。

写真のように、背もたれが少しリクライニングできるのもお気に入り。

ダイニングチェアは「1時間も座れば立ち上がりたくなる」、と勝手に思い込んでいたのですが、そうではなかったんです。

オーダーしてから完成するまで約3ヵ月かかりましたが、待った甲斐がありました。

ちなみに道内でオーダーできるのは、

http://www.northfactory.com/ (札幌市西区)

https://blog.goo.ne.jp/yks687 (函館市)

http://www.simplepleasure.jp/ (札幌市中央区)

http://less-style.net/ (旭川市)

https://www.ildono.jp/ (千歳市)

の5店です。

価格は、椅子に使う樹種や張地のランクによっても変わりますが、8万円以上かかります。

 

○コーヒーマシン

現行品のデロンギMagnifica S

今はコンビニで手軽においしいコーヒーが飲める時代。でも、1日に何回も買っていたらお金かかりますよね。

そこで、コーヒーマシンを自宅用に買う人が増えています。一番手軽なのがカプセル式。コンビニや通販などで売っているコーヒーカプセルをセットするだけで手軽においしいコーヒーが楽しめます。

もう一歩進んで、スタバのようなコーヒーを自宅で飲みたい、という人にはデロンギの全自動コーヒーマシンがお勧め。

愛用中のデロンギ旧機種

マシン本体にコーヒー豆は入れておきます。使う時に水と牛乳を用意し、スイッチを入れてボタンを押せば必要な分だけ豆が挽かれてコーヒーが抽出されます。さらに、牛乳をマシンにあるスチーム機能で泡立たせてコーヒーの上に載せればカフェカプチーノのできあがり。自動洗浄機能がついているので、お手入れは最小限で済みます。

 

最近は5万円前後で買える機種もありますので、だいぶお手軽になりました。

 

○Bluetoothスピーカー

写真左がBeoplay P6

音楽を聴きながら仕事。でも、「取引先から電話がかかってきたらどうしよう?」と思っている人もいるでしょう。慌てて電源を切る?いえ、全然必要ありません。自宅の固定電話にかかってきた場合は別ですが、スマートフォンにかかってきたら、そのまま通話ボタンをポチッとするだけで音楽が止まります。

スマホに接続できるBluetoothスピーカーならほとんど備わっている機能です。お気に入りのBluetoothスピーカーでApple MusicやAmazon Musicを聴きながら仕事をしていても、誰にもバレない(笑)のです。もちろん、自分からスマホで電話をかける時も同様。音楽は自動的に止まり、通話が終われば勝手に再開してくれます。

Beoplay P6 ダークプラム色

テレワークのお供にしているのは、B&Oの「Beoplay P6」というBluetoothスピーカー。ダークプラムという限定色が、たまたまNo.42で選んだ張地の色と似ていたので衝動買い。

このスピーカーも、デンマークのデザイナーによるもの。シンプルで美しいデザインです。分厚い単行本ぐらいの大きさですが、音の広がりや響きがとても良く、LDK全体に響き渡るほどの大音量も出ます。価格は高めですが、仕上げも音質も素晴らしいものです。

 

それぞれは、「ちょっと贅沢かな」という品物ですが、仕事しない時でもきっと生活をワンランク上の気分にしてくれるものです。
間もなく夏のボーナスシーズンになりますね。一度家電量販店や家具店に行ってみてはいかがでしょう?