フラット35が春から変わります
2022.03.09家づくりのヒント お知らせ
住宅ローンで全期間固定金利の住宅金融支援機構「フラット35」を検討されている方も多いと思います。道内では北洋銀行、北海道銀行、各種信金などで取扱があり、「アルヒ」「日本モーゲージバンク」など、住宅ローン専用の金融機関では特に力を入れています。
「フラット35」は、高性能住宅に対して金利を安くするサービスを行っています。【フラット35】Sと呼ばれるローン商品で、高断熱、バリアフリー、高耐久などの要件を満たすと一定期間金利が安くなります。また、【フラット35】地域連携型では、子育て支援や中心市街地の活性化など、地方自治体の活性化に役立つ住宅補助制度を行っている自治体と連携協定を結び、その住宅補助制度を利用して【フラット35】を利用する人に対して一定期間金利を安くしています。
この「フラット35」が4月から制度変更を行う予定です。
※実施には国の承認が必要なため、以下の内容は、国会での2022年度予算案の議決が前提となります。
2月11日~13日 スキップフロアの平屋住宅完成見学会 千歳市 生杉建設
2022.02.07完成見学会 お知らせ【日 時】2月11日(祝)~13日(日) 10時~17時
【場 所】千歳市富士2丁目7番4号
2月11日から13日までの3連休に、連日午前10時から午後5時まで住宅の完成見学会を開催します。
平屋住宅ですが、スキップフロアとすることで、土地の奥行が深いために採光が取りづらい弱点を解消し、建物の奥まで太陽の光が届きます。
また、床下収納を広く取り、各部屋にも十分な収納を配置して片づけ上手な家に仕上がりました。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。
※時間外のご来場希望の方はお問い合わせ下さい
※ウィルス感染防止の為、消毒の徹底を行っておりますが、
当日体調の悪い方はお断りする場合がございますのでご了承下さい。
※建物細部は予告なく変更になる場合がございます。
2月11日~13日 SHS工法の家完成見学会 帯広市 土田工務店
2022.02.07完成見学会 お知らせ【日 時】2月11日(祝)~13日(日) 10時~17時
【場 所】帯広市昭和町東5線127番1の内
建て主様のご厚意により、完成したSHS工法の家をご見学できます!
郊外型の2世帯平屋住宅をゆっくりとご覧ください。
前日までにご予約されるとゆっくりご覧いただけます。また、ご予約の際にアンケートにお答えいただいた方に、お米券2㎏プレゼントさせていただきます(1世帯1回限り)。
上記QRコードからご予約をお願いいたします。
※電話やメールでの受付も行っております。
TEL:0155-49-3522(平日9-17時)
E-mail:tuchida3@f1.octv.ne.jp
なるほど! 聞いて、見学してわかるSHS工法の秘密! ~~~ SHS工法の家 ~~~
SHS住宅(スタイロ・ハウス・システム住宅)は、外断熱工法で作られる高断熱・高気密住宅です。家を外から包むように、高性能の断熱材である。スタイロフォームで家を外側から丸ごとくるみます。
断熱材にくるまれた家は長持ちし、家の中は外からの寒さや暑さの影響を受けにくいので、快適な環境がつくれます。
※ご家庭での体温を測定し、平熱をご確認後ご来場願います。
※飛沫感染防止の為、各自マスクの準備・着用願います。
※アルコール消毒液、使い捨て手袋を用意しお待ちしております。
SHS工法説明の動画を公開しました
2022.01.28更新情報 活動報告 お知らせ以前、こちらのブログでご紹介していたSHS工法の動画ですが、昨年暮れにようやく完成し、公開しました。
動画では、SHS工法の家に住んでいるお客さま2家族にインタビューし、SHS工法で建てた家の住み心地や、今までの家との違いなど、率直なご感想をお話いただいています。
2022年も引き続き北海道SHS会をよろしくお願いします
2022.01.15家づくりのヒント お知らせ国が子育て・若夫婦世帯の住宅取得に最大100万円、リフォームは最大60万円補助!
2021.12.06家づくりのヒント お知らせ新たな国の住宅補助制度が始まります。
子育て世帯、40代以下の若者夫婦世帯を主な対象にした省エネ住宅の普及促進を目的とした補助制度が始まります。新築だと最大100万円、リフォームでも最大60万円がもらえます。「こどもみらい住宅支援事業」と名付けられ、今年度補正予算案に盛り込まれており、今月の臨時国会召集で審議・成立の後に始まります。
対象となるのは、契約・着工ともに今年11月26日から来年10月31日までに行う新築注文住宅、新築分譲住宅の購入と、期間内に契約して工事も完了するリフォーム。新築注文住宅と新築分譲住宅の購入は、18歳未満の子供がいる世帯か、夫婦のいずれかが39才以下であることが条件です。リフォームはすべての世帯が対象となりますが、子育て・若者夫婦世帯は補助額の上限が引き上げられて優遇されます。
注文住宅および分譲住宅の新築・購入の場合の性能要件・補助額は、(1) ZEH(Nearly ZEH・ZEH Oriented含む)に100万円/戸、(2)長期優良住宅・低炭素住宅・性能向上計画認定住宅のいずれかに80万円/戸、(3)住宅性能表示基準の断熱等性能等級4と一次エネルギー消費量等級4に適合(いずれも省エネ基準相当)で60万円/戸。
ZEHは、暖房・冷房・換気など家庭でエネルギー消費する分を、太陽光発電などでエネルギーを創って差し引きゼロにするという住宅です。地球温暖化防止のため期待されており、新築住宅の標準仕様とすることを国が目標としていますが、工事費がかさむために普及が遅れています。その費用を少しでも補うための補助です。
北海道SHS会会員の住宅なら、最大130万円もらえるはず
注目は「(3)」です。性能要件は省エネ基準相当ですので、北海道SHS会会員の建てる住宅であれば全て該当するといってもいいでしょう。しかも、住まい給付金との併用も可能ですので、合わせれば60万円+最大50万円で合計110万円相当の補助となります。(2)の長期優良住宅や低炭素住宅の認定を受けていれば、補助金額は80万円+50万円でなんと130万円!この補助金は、早い者勝ちになるかもしれません。
※住まい給付金は、家族構成によって制限となる年収金額が変わります。50万円は、最大金額ですので、年収によっては減額され、もらえない場合もございます。詳しくは、https://sumai-kyufu.jp/をご覧下さい。
リフォームの場合は、性能要件として、(1)一定以上の断熱性能を満たす開口部の断熱改修 、(2)一定量以上の断熱材を使用する外壁・屋根・天井・床の断熱改修、(3)太陽熱利用システムや高効率給湯機、節湯水栓などエコ住宅設備の設置―のいずれかに該当することが必要です。
さらにビルトイン食洗機や宅配ボックスの設置など、子育て世帯が家事を効率化するための改修工事、旧耐震基準から新耐震基準に適合させる耐震改修工事、手すり設置などのバリアフリー改修工事、空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置やリフォーム瑕疵保険への加入も補助対象となります。
最大補助額は30万円/戸ですが、安心R住宅を購入してリフォームする場合は45万円/戸に増額されます。さらに、子育て・若者夫婦世帯であれば最大補助額が45万円/戸となり、既存住宅を購入・リフォームする場合には60 万円/戸に増額されます。新築住宅を購入する予算が乏しい子育て・若者夫婦世帯にはとても嬉しい補助金です。
来年1月中旬から事業者登録開始予定
補助金の申請は、あらかじめ事業者登録を終えた住宅会社・リフォーム会社等が行いますが、補助金は建て主等に還元します。事業者登録は来年1月中旬から始まる予定です。
なお、契約は事業者が登録前でも可能ですが、着工は事業者が登録後であることが必須条件です。補助金の申請受付は来年3月頃から開始する予定で、予算は542億円。だいたい6~7万戸分ぐらいかと思います。リフォームも対象ですので、大人気になりそうです。予算がなくなり次第締め切られます。
問い合わせは、同事業のお問合せ窓口へ(TEL03-6732-8830)。
こどもみらい住宅支援事業ホームページ…https://www.mlit.go.jp/report/press/house04_hh_001053.html
2025年度までに新築住宅の省エネ基準が義務化へ
2021.10.22その他 お知らせ段階的な性能水準引き上げも
ニュースでご覧になった方も多いと思いますが、2025年度までに政府は新築住宅の省エネ基準を義務化する方向で議論を進めています。実は昨年春から新築住宅の省エネ基準の義務化がスタートする予定でした。しかし、義務化の準備ができていない住宅会社があることなどを理由に、いったん中止になりました。
その後、菅・前総理大臣が2050年までにカーボンニュートラル、すわなち温室効果ガスの排出を全体としてゼロにすることを所信表明演説で宣言。これをきっかけに、建築行政の方向性が再び変わり、カーボンニュートラルを実現するには、住宅の省エネ化が不可欠という認識で一致し、省エネ基準の義務化をできるだけ早く行う方向性に転換しました。
最近では国土交通省が、社会資本整備審議会建築分科会・建築環境部会・建築基準制度部会の合同会議を、10月4日にオンラインで開催。脱炭素社会に向けた住宅・建築物の省エネ対策・建築基準制度のあり方や、住宅性能表示制度の見直しについて、主な審議事項と議論の方向性を確認し、住宅を含む2025年度の省エネ基準適合義務化や、省エネ基準の性能水準引き上げ、既存ストックの省エネ改修、太陽光発電の普及・拡大などの論点について、各委員が意見を交わしました。
※当日の配付資料などは https://www.mlit.go.jp/policy/shingikai/house05_sg_000247.html をご覧下さい※
2030年度以降の新築はZEHレベルに
審議されたのは、1.新築住宅等における省エネ基準適合 2.省エネ基準の段階的な引き上げを見据えた、より高い省エネ性能の確保 3.既存ストック(建物)の省エネ対応 4.太陽光発電など再生可能エネルギー利用の促進 5.小規模木造建築物等の構造安全性を確認するための措置 6.中大規模建築物の木造化や、混構造などによる部分的な木造化の促進 7.既存ストック(建物)の長寿命化に向けた省エネ改修の円滑化等にかかわる措置―の7つ。
このうち、新築住宅等における省エネ基準適合では、2025年度までの義務化へ向けて適合を義務付ける住宅等の区分・範囲や性能水準・時期、義務化の円滑かつ確実な施行を確保するための取り組みなどを議論しました。より高い省エネ性能の確保では、2019年度時点でZEHレベルの省エネ性能を満たす新築住宅の割合が7軒に1軒しかない現状を踏まえ、2030年度以降に新築される住宅等でZEHレベルの省エネ性能確保を目指すために、省エネ基準の段階的な性能水準引き上げをどう進めるか、性能表示制度で省エネ基準を上回る等級はどんな内容に設定するかなどを議論の方向性として示しました。
快適性の確保や評価しにくい省エネ技術に対する意見も
省エネ基準関連では参加した委員から、「義務化する省エネ基準の性能水準は慎重に決めてほしい。むやみに断熱性だけ求めると、窓が小さくなって快適性を損ねてしまうこともある。省エネかつ快適な住宅の普及が大切」、「現在の外皮基準や一次エネ基準では、評価できる省エネ技術が限られている。評価しきれない省エネ技術でもCO2排出量削減に貢献できるものは建物の評価につなげていくことが、これから大事になってくるのでは。多様な省エネ対策が可能な基準と目標を整備してもらいたい」などの意見が出ました。
また再生可能エネルギー利用の促進では、「太陽光発電の義務化・導入拡大が有効と思うが、自然環境に発電量が左右されるため、蓄電池の設置が非常に重要になる」、既存ストックの省エネ対応では「国も補助制度で支援しているが、事業者とオーナーの省エネ改修を促すために、健康面のメリットなど光熱費以外のベネフィット(恩恵)が伝わることにも力を入れてもらいたい」などの意見が挙がりました。
北海道への影響は?
この議論が進んでも、北海道への影響はほとんどないと言っていいでしょう。北海道の省エネ基準はUA値が0.46W、ZEHレベルの省エネ基準はUA値が0.40Wですが、北海道SHS会員が建てる住宅はほとんどがZEHレベル基準もクリアしています。なぜ省エネ基準を義務化するためにこんなに時間がかかるのか、不思議に感じるほどです。
既に北海道は、北方型住宅の新しい省エネ基準としてUA値を0.34W以下に設定しています。また、札幌市は札幌版次世代住宅基準のスタンダードレベルをUA値0.28W以下としています。北海道も札幌市も、国が求める省エネ基準よりもずっと上のレベルを目指しています。北海道SHS会では、今後も独自に高断熱化、省エネ化を目指し、一歩先をいく高性能住宅を道民のみなさまにご提供していきます。
【社会資本整備審議会とは】
社会資本整備審議会は、国土交通大臣の諮問に応じて住宅・建築等に関する重要事項を調査・審議する機関で、分野に応じて学識経験者らによる専門部会が設置されています。
今回の合同会議では、これからの住宅・建築分野の省エネ対策と建築基準制度のあり方を審議。今後4回の会議が予定されています。国交省は審議内容のうち法改正等が必要な事項について、早ければ次期通常国会に提出する考えで、2022年1月頃までにパブリックコメント(意見公募)を経て取りまとめたいとしています。
SHS工法と併用できる高性能断熱材を北海道SHS会員が道内初施工
2021.10.21その他 お知らせSHS工法と併用し、高断熱住宅の工事が確実にできる断熱材「スタイロスプレーライト」を、デュポン・スタイロ(株)が発売しました。
SHS工法は、板状の断熱材「スタイロフォーム」を柱の外側に張っていく外張り断熱工法ですが、バルコニーがある家など、プランによっては外張り断熱が部分的にやりづらい箇所が発生します。今までは、断熱材を施工箇所に合わせて小さくカットするなどの方法で対応したり、断熱工事会社に依頼して部分的にウレタン吹付断熱を採用していました。
もっと手軽に大工が施工できる断熱工法を、とデュポン・スタイロは高性能ウレタン吹付断熱工法「スタイロスプレーライト」を開発しました。道内では9月、北海道SHS会会員の(株)丸三ホクシン建設が札幌市内の住宅現場で初めて施工しました。
スタイロフォームFGと同じ高い断熱性能
スタイロスプレーライトは、熱伝導率が0.022W。スタイロフォームの中で一番高性能な「スタイロフォームFG」と全く同じ性能。一般的に使われるグラスウールブローイング400㎜厚相当の断熱性能を180mm厚以下で実現できます。このためSHS工法で施工しづらい箇所にスタイロスプレーライトを部分的に採用しました。
今回初施工した住宅は、1階浴室の真上がバルコニーとなっている設計で、天井ふところが狭く、スタイロフォームを小さく切断して断熱施工をするのはやりづらくなっています。そこでスタイロスプレーライトを採用しました。
施工当日は、道内初めてとあってデュポン・スタイロ社から技術指導社員が派遣されました。現場で原料についての説明と、施工前の準備や器具の組み立て方、施工上の注意点などのレクチャーを行い、まずデュポン・スタイロ社員がスタイロフォームに試し吹きをして実演しました。
次に、丸三ホクシン建設の自社大工が施工準備をし、実際に浴室の天井部分に施工しました。施工面積は約4m2と小さく、90㎜厚の断熱施工は1時間ほどで終了しました。180㎜の断熱厚が必要なため、2回目の施工は原料の発泡が落ち着いた翌日に実施。大工は吹付硬質ウレタンフォームの施工は初めてでしたが、吹付ムラもなく無事施工を終えました。デュポン・スタイロ社の社員も「さすが腕のいい大工はのみ込みが早いですね。今日説明したばかりなのに、その場できれいに施工ができている」と感心していました。
軽量で大工が施工できるのが魅力
このスタイロスプレーライトは、2つの原料を施工直前に混ぜる2液式と呼ばれる方式。これまでの2液式は、200kg以上ある原液の缶を2つ必要なため、2tトラックに積みこんで現場前に駐め、施工の際はホースを現場まで長く伸ばして行っていました。戸建て住宅の現場では、大がかりな準備が必要なことから断熱工事会社に依頼していましたが、部分的な断熱施工の場合は工事会社側も忙しいので日程の調整などが大変でした。
これに対してスタイロスプレーライトは、原液が1缶20kg程度、付属品などを含めた一式でも約46kgと軽量でプロボックスなどのライトバンで運べます。さらに現場へ職人が持ち運べる重さなので機動性があり、手順を守れば大工で施工できます。断熱リフォームや新築住宅で部分的にウレタン吹付断熱をしたい場合など、工事を外注せずに自社施工が可能なので、工期の管理がしやすくなります。
施工は、2つの原液にホースとスプレーガンを取り付け、100Vのコンプレッサーとエアードライヤーで吹き付け作業をします。一度に吹き付ける厚さは、90㎜まで。それ以上の厚みがほしい場合は、2日間に分けて吹き付けることを推奨しています。2液式では珍しい第4世代冷媒「HFO」によるノンフロン発泡となっており、環境にやさしいのも特徴です。
SHS工法は、このように新しい資材の開発もあり、常に進化しています。また新しい動きが出てきましたら、ブログでも取り上げる予定です。
10月16日~24日 2世帯住宅完成見学会を開催します 芽室町 土田工務店
2021.10.11完成見学会 お知らせ【日 時】10月16日(土)~24日(日) 10:00~17:00
【場 所】河西郡芽室町東6条4丁目2-1
お施主様のご厚意で、9日間にわたり完成したご入居前の住宅をご見学いただくことができます!
長期優良住宅、外張り断熱工法住宅です。
※平日は完全予約制です。必ず事前にご予約をお願いいたします
将来を見据えた2階建て2世帯住宅です。ご来場して、ほかの住宅とどこが違うのか、ご体験ください。
外張り断熱工法とは?
長期優良住宅の秘密?
補助金ってどんなものがあるの?
1級建築士が詳しくご説明いたします。
見学会会場は以下の地図をご参照下さい。
★当社はきた住まいるメンバーです。
★北海道が定めたルールを守り、『安全で良質な家づくり』が
できる住宅事業者を登録公開する制度です。
※ご家庭での体温を測定し、平熱をご確認後ご来場願います。
※飛沫感染防止の為、各自マスクの準備・着用願います。
※アルコール消毒液、使い捨て手袋を用意しお待ちしております。
『新北海道スタイル』安全宣言に取り組んでおります。
入場制限を設ける事があります。ご予約の方を優先しております。なお、平日は完全予約制です。
ご予約は、お電話、メール、QRコードからお願いいたします。
電 話 0155-49-3522 ( 受付時間 9:00 ~ 17:00の間 )
メール tuchida3@f1.octv.ne.jp
是非、下記にあるQRコードを読み取りご予約お願いいたします。
北海道で家を建てる時、暖房・給湯用熱源はどう選ぶ?
2021.08.20家づくりのヒント東京オリンピックも終わり、夏の暑さも落ち着く
お盆前、北海道は猛暑で毎日寝苦しい夜が続きましたね。また、札幌でも東京オリンピックの熱戦が繰り広げられました。男子マラソンでは、大迫選手の頑張りをテレビで応援していた人も多いかと思います。
それがお盆になってから急に涼しくなり、日によっては肌寒いほどでした。つい先日も、道北で最低気温が一ケタになったことが全国ニュースになったぐらいです。
お盆が明けると、北海道では「さあ!」と言わんばかりにストーブや冬タイヤのテレビCMが始まっています。「あと2ヵ月もしたら雪降るんだな~」と冬支度のことが頭をよぎります。
ストーブといえば暖房ですが、これから新築する家の暖房を電気、ガス、灯油のどれにするのか(業界用語では熱源選びと言います)というのは、みなさん悩みのタネです。暖房の熱源をどれにするか決まれば、給湯を電気、ガス、灯油のどれにするのかも決まってくるケースが多いようです。
「アパートでは灯油ストーブだったけど、新築する家ではガスが安いって言うからそうしようか?」とか、「オール電化ってほんとに高いの?」など、これから家を建てられる方は冬の暖房費が安く済むにはどうしたらいいかということが心配になっています。
熱源の主流は灯油から電気、そしてガスへ
業界専門紙の北海道住宅新聞が毎年住宅会社へ行っているアンケートによると、北海道で暖房の熱源は20年ほど前は灯油が主流で9割以上もありました。それからオール電化が普及して電気暖房の比率が過半数まで増え、一気に逆転します。ところが、東日本大震災で原子力発電所が一斉に止まったことから電気料金が何回か値上げされました。そこでガスが増え、現在は3分の2がガスを占めています。
このように、何を選ぶかは時代とともに変わっていますが、住宅会社は選ぶ決め手を過半数が「ランニングコスト」と答えています。つまり、その時代で一番お得と思える熱源を選んでいるのです。しかし、この先何十年も確実にお得だと予想できる熱源は誰にもわかりません。東日本大震災の前に、原子力発電所が止まって電気料金が高くなることなんて誰が想像できたでしょうか?
一方で、暖房は熱源選びのほかに「暖房方式選び」も重要です。パネルヒーター、床暖房、エアコンのような温風暖房、換気暖房、などいろいろあります。暖房方式に関して言えば、ここ20年以上「パネルヒーター」方式が主流です。暖房設備工事店はこのやり方に精通していますし、工事費も比較的安いのが特徴です。このパネルヒーター方式を採用しておけば、ボイラーを替えるだけで違う熱源に対応できます。
エアコンは性能向上に伴い、冬の電気代が抑えられるようになり、しかも-25℃の厳しい寒さでも暖房できるようになった「寒冷地仕様」エアコンが増えています。
暖房選びは、熱源選びが大事なのではなく、暖房方式も含めてトータルで考えた方が良いと思います。主流のパネルヒーター方式、1台で冷房・暖房両方できて導入コストが比較的安価な寒冷地仕様のエアコン、道内でも徐々に増えつつある床暖房方式など、それぞれ快適性や採用する上での注意点も違います。詳しいことは、北海道SHS会の会員工務店にお聞き下さい。SHS工法は、「断熱、気密、暖房、換気」をトータルで研究し、高いレベルでまとめた道内でも有数の「トータルハウジングシステム」。しっかりしたノウハウがありますのでご安心ください。
8月21日(土)22日(日) 2人の家・平屋住宅シリーズ バリアフリーの家 完成見学会 帯広市 土田工務店
2021.08.07完成見学会 お知らせ【日 時】8月21日(土)22日(日) 10:00~17:00
【場 所】帯広市西20条南5丁目(詳しくは下記の地図でご確認ください)
お施主様のご厚意で、完成したご入居前の住宅をご見学いただくことができます!
外張り断熱工法住宅です。
バリアフリー設計です。ご来場して、ほかの住宅とどこが違うのか、ご体験ください。
外張り断熱工法とは?
長期優良住宅の秘密?
補助金ってどんなものがあるの?
1級建築士が詳しくご説明いたします。
※ご家庭での体温を測定し、平熱をご確認後ご来場願います。
※飛沫感染防止の為、各自マスクの準備・着用願います。
※アルコール消毒液、使い捨て手袋を用意しお待ちしております。
『新北海道スタイル』安全宣言に取り組んでおります。
入場制限を設ける事があります。ご予約の方を優先しております。
是非、下記にあるQRコードを読み取りご予約お願いいたします。
SHS工法のPR動画を制作中です
2021.07.28活動報告北海道SHS会では、今年度の事業計画の1つとして、SHS工法の概要と魅力をわかりやすく説明する動画を制作することになりました。これまでホームページ上でSHS工法について文章と図版でご説明していましたが、実際の建築中の現場を取材し、住んでいるお施主様のインタビューをして動画としてまとめることで、SHS工法の魅力を体感できる内容にしたいと考えています。
6月には、会員工務店の協力を得て基礎工事現場を撮影。防蟻基礎断熱材・スタイロフォームATを採用した現場でした。
今月7月は、実際にSHS工法で建てている別の会員工務店の工事現場を取材しました。4tトラックいっぱいにおさまった断熱材・スタイロフォームや、屋根一面に並んだスタイロフォームの断熱施工、壁まわりの断熱施工などを動画として撮影しました。
車の往来が比較的多い道路に面した現場でしたが、時間帯を見計らって一時的に道路を通行止めにし、大型クレーンで2階部分の柱や梁を吊り上げ、運ぶ様子は迫力満点でした。クレーン車がまわりの電線などに最新の注意を払い、細かに位置決めをしながら操作をする様子は、大人が見ても「カッコイイ」と思いました。
現場では貴重なお話も聞けました。
真夏の暑い時期の工事ですが、スタイロフォームを施工した後は、「中の方が涼しい」と職人さんが工事中の建物の中で休憩するそうです。断熱性能の高いスタイロフォームだから、夏の暑さを遮って快適になるんですね。
また、入社して40年になるベテラン大工のスゴ技も。施工が上手だと、スタイロフォームの端材も少なくなり、無駄なく材料を使えるそうです。
動画制作は今回の撮影で終わりではありません。
お盆明けからは、SHS工法で施工された住宅に実際に住んでいるお施主様のインタビューも行い、住み心地についてまとめる予定です。
どんなお話が聞けるのか、今からワクワクしています。
動画が完成するのは11~12月の予定です。
みなさん、楽しみに待っていて下さい!